米国株式に投資できる投資信託として有名な下記の3つのインデックスファンドに投資している方は多いのではないでしょうか。
- eMAXISSlim 米国株式(S&P500)
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド
SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド
本記事では、上記3銘柄以外に何か投資する価値がありそうなインデックスファンドってないの?という疑問を持ったことから、調べた結果についてまとめていきます!
楽天証券の投信スーパーサーチで「海外株式、インデックス型、米国」という条件で検索すると、35件ヒットします。
その中でも、償還日無期限、買付手数料なし、信託財産留保額なし、信託報酬手数料0.5%以下という条件で、信託報酬手数料の少ない順に表にまとめたものを紹介していきます!
S&P500、NASDAQ100、番外編(S&P500レバレッジ、NASDAQ100レバレッジ)という順で紹介します。
S&P500連動のインデックスファンド
S&P500とは、アメリカの証券取引所(ニューヨーク証券取引所、NYSE MKT、NASDAQ)に上場している銘柄から代表的な500銘柄の株価を基に算出される、時価総額加重平均型の株価指数です。
S&P500連動の投資信託は、S&P500に連動した運用成績を目指したファンドとなります。
冒頭に挙げた
- eMAXISSlim 米国株式(S&P500)
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド
SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド
の3つはこちらに該当します。
今回は、楽天証券で売買できるインデックスファンドを調査したため、「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」は除外しています。
信託報酬手数料の安い順で並べると、eMAXISSlim 米国株式(S&P500)、楽天・全米株式インデックス・ファンドが上位に来ますね!ファンドの規模を表す純資産もダントツです!
ちなみに、今回載せなかったSBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドの信託報酬手数料は0.09264%となり、最も手数料の低いインデックスファンドとなります。
基本的には指数に連動するように個別株を組み合わせて運用しているファンドが多いです。
しかし、備考欄に、VTI、VYM、IVVと記載しているファンドはそれぞれETF(上場投資信託)で運用しています。「楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド(楽天VYM)」は、高配当ETFであるVYMで運用されていますが、配当金はファンド内で再投資されており、分配金が出るわけではないのでご注意ください。
どれを選べばいいか分からないかたは、信託報酬手数料が安いものを選べばボッタクリ商品は回避できます笑
NASDAQ100連動のインデックスファンド
NASDAQ100指数は、ベンチャー企業向け株式市場である、NASDAQに上場する、金融銘柄を除く、時価総額上位100銘柄を基に算出される、時価総額加重平均型の株価指数です。S&P500と比べると、ファンド数が少なく、また、つみたてNISA非対応となっています。
ファンド数が少ないからか、S&P500よりも信託報酬手数料が多くなっていますが、同じくNASDAQ100に連動している人気ETFであるQQQの経費率が0.20%となっており、
- ドル転する手間、手数料を省ける
- 100円から積み立てられる
といったメリットが投資信託にはありますので、選択肢の一つとして考えられるのではないでしょうか。
番外編
番外編としてレバレッジファンドを紹介します。当然、つみたてNISAには非対応となります。
S&P500 レバレッジ2倍
日々の値動きがS&P500に対して2倍となることを目指したファンドとなります。
こちらは2つのファンドがあり、S&P500の3倍レバレッジETFであるSPXLの経費率が0.95%であり、倍率こそ違えど、レバレッジをかける勇気がある場合は選択肢の一つとして考えられるのではないでしょうか。
NASDAQ100 レバレッジ2倍
日々の値動きがNASDAQ100に対して2倍となることを目指したファンドとなります。
こちらは1つしかありません。NASDAQ100レバレッジ3倍ETFであるTQQQの経費率が0.95%です。しかし、TQQQは日本の証券会社では取り扱っていないため、NASDAQ100にレバレッジをかけた投資をしたいのであれば選択肢に入ってくるのではないでしょうか。
お読みいただきありがとうございました。
皆さんの投資商品選定の参考となれば幸いです。